永井祐也研究室
岐阜聖徳学園大学教育学部(特別支援教育専修)
主な研究活動
現在の主な研究課題は、小・中学校の通常の学級に在籍する病弱児や自閉スペクトラム症等の発達障害児の二次障害(不登校、精神疾患・心身症等)を予防し、心理的適応を促す支援方法についてです。インクルーシブ教育システムの構築を目指す我が国において、不登校等の不適応に陥っている子どもが増え続けていること、その中には病弱児や発達障害児が多く含まれていることを踏まえて、課題解決に資するエビデンスを提供したいと考えているからです。
そのため、障害や病気等の教育的ニーズのある子どもや家族、教員など誰かの役に立つ学術研究に取り組みます。
自閉スペクトラム症児の社会コミュニケーション行動に関する臨床発達心理学的研究
キーワード:自閉スペクトラム症 社会コミュニケーション行動 共同注意 PECS アイトラッカー 社会的動機づけ
自閉スペクトラム症児の二次障害予防及び心理的適応促進とその関連要因の検証
キーワード:自閉スペクトラム症 発達障害 二次障害 不登校 精神疾患・心身症等 自己概念 自尊感情 不適応行動
通常の学級に在籍する病弱児の心理的適応を促す指導法に関する研究
キーワード:小児がん 復学支援 希少疾患 自己管理能力 学籍移動 通常の学級 インクルーシブ教育システム 人形劇による啓発
主な研究課題
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共同注意の成立頻度が自閉スペクトラム症児とその家族の精神的健康に及ぼす効果(科学研究費助成事業 若手研究, 2024-2026年度, 研究代表者, 総額4,680千円)
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主体性を担保したオンライン教育に関する実践的指導力の養成―「病弱者の教育」を中心とした特別支援教育専修の取組―(岐阜聖徳学園大学令和5年度教育改革等事業助成, 2023年度, 研究代表者, 420千円)
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共同注意の成立頻度に着目した自閉スペクトラム症児の不適応を予防する支援の提案(科学研究費助成事業 若手研究, 2021-2023年度, 研究代表者, 総額4,290千円)
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病気療養する子どもがいる自宅や病室と学校の教室とをICT活用によって「確実につなぐ」学びの支援事業(公益財団法人ベネッセこども基金「重い病気を抱える子どもの学び支援活動」助成, 2020年度, 研究分担者, 1,680千円)
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自閉スペクトラム症児の社会コミュニケーション行動の発達と心理的適応を促す支援方法の開発(ヒューマンサイエンスプロジェクト. 2020年度, 研究代表者, 535千円)
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地域の特別支援教育推進に向けた大学の在り方に関する研究 ―特別支援教育ラボの教育実践・地域連携・学術研究の三位一体化―(「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」くらしき作陽大学地域志向教育研究経費, 2018年度, 研究分担者, 30千円)
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知的障害・発達障害児の余暇活動発見を支援する実践研究プロジェクト(「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」くらしき作陽大学地域志向教育研究経費, 2018年度, 研究代表者, 30千円)
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倉敷における発達障害児の生活と学習を支援する実践研究プロジェクト④ ―発達障害児の五感に働きかける個別学習内容の深化―(「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」くらしき作陽大学地域志向教育研究経費, 2017年度, 研究代表者, 100千円)
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特別支援教育ラボと地域の関係機関との連携による、切れ目ない支援に関する研究プロジェクト (「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」くらしき作陽大学地域志向教育研究経費, 2017年度, 研究代表者 橋本正巳, 研究分担者, 100千円)
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特別支援学校教諭希望学生による重度・重複障害児の五感を活かした教育実践力の育成に関する研究プロジェクト(「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」くらしき作陽大学地域志向教育研究経費, 2017年度, 研究代表者 橋本正巳, 研究分担者, 100千円)
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発達障害児の自己決定に注目した余暇支援、及び、保護者のレスパイトケアに関する実践研究プロジェクト (「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」くらしき作陽大学地域志向教育研究経費, 2017年度, 研究代表者, 94千円)
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PECSの訓練が自閉症スペクトラム障害児とその母親の相互交渉に及ぼす効果(科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 2014-2015年度, 研究代表者, 総額1,900千円)